男性不妊と低いAMH数値で、妊娠を目指すブログ(体外受精)

男性不妊(中~軽度)。泌尿器科の先生の勧めで、体外受精も顕微授精も、両方できる病院に転院しました。

今回は、セントマザー病院の「体外受精の流れ」「初診の問診内容」まとめです。

旦那よりも、私の方がヤバい状況です!!

★お探しの内容ありましたら、目次から飛ぶと便利かもです。(いろんな情報の寄せ集め状態です;)

アラサー不妊治療ブログ 妊活2年目 第一弾

【セントマザー産婦人科医院】体外受精(IVF)・顕微授精(ICSI)の流れ・スケジュール

*詳しい時間などは、その都度、説明されるそうです。
*卵管内胚移植(GIFT、ZIFT、ETFT)は、複雑過ぎて書けませんでした…。子宮内移植のみ書きます。
*私は「アンタゴニスト」になりました。詳細スケジュールは、こちらのブログで。

 

1.月経3日目までの、卵胞の数と大きさ確認、血液検査(E2、FSH、LH、AMH)。
検査結果から、その周期に合う排卵誘発法を選択します。 ★今回のブログの内容です

2.排卵誘発・卵胞モニター
排卵誘発法は様々なので、治療周期ごとに別紙でご説明します。
合わせて、卵胞の大きさをチェックします。(遠方の方は、近医で診察可能。ただし、結果報告は個人で行う。)
卵胞が十分な大きさになったら、hCG(数が多い時はGnRHアゴニスト)を投与します。

3.採卵・採精(精子融解)
採卵日前日23:00から絶飲食です(タバコもだめ)。麻酔を使用します(状況に応じて、座薬もしくは全身麻酔)。帰宅の際、ご自身での車の運転は許可していません。
持参するもの:預り金35万円、同意書、ご夫婦の保険証、印鑑

4.体外受精・顕微授精
1日後に、受精を確認します。(状況により、全胚凍結したり、移植がキャンセルになる場合もあり。)

5.胚移植
採卵期に移植する場合と、自然周期に移植する場合(全胚凍結・余剰胚凍結)があります。
子宮内移植は、採卵後2~5日目に行います。2日目から毎朝8~9時の間に、お電話でご来院の指示が出ていないか確認となります。麻酔は行わず、約1時間安静にしていただいた後に、帰宅となります。
胚移植後は、着床率を上げるために、黄体ホルモン剤を使用することもあります。

6.妊娠判定
移植日から約2週間後に、妊娠の判定を行います。

 

もらった冊子から、抜粋して書きました。

★「体外受精の総費用が知りたい!」という方はこちら↓↓↓

体外受精1回目のブログ。セントマザー病院の費用など、総まとめ!

★「初診の具体的な流れ」はこちら↓↓↓

セントマザーの初診を、ブログに詳細にまとめてみました。体外受精で転院。

初診では、「精液検査」「血液検査(ホルモン値)・超音波検査」を行いました。

精液検査の結果。良くないらしい。

精液検査の結果は、こんな感じ。

 2.0ml
濃度 4920万/ml
運動率 53%
運動性 良好 4%
やや良い 30%
弱い 19%
奇形率 32%

運動率(出典:セントマザー産婦人科医院

院長「精液検査の結果は、良くないね。悪すぎる訳でもないんだけど。サンプル画像を見てくれる?いい状態だと、ほぼ100%の精子が元気に動いているよね?そして、こっちがあなたの精子。動いているのは半分で、動きが鈍いよね。採卵の日、旦那さんが来れるなら、ぜひ来てください!今回は、凍結できなくはないけど…どうします?」

 

良くないらしいです。採卵日に来いというのは…「今回の成績はいまいちだから、当日も採取した方がいい」のだと思います。一応、凍結しましたが、微妙な状態です。。

それにしても、前に最寄りの婦人科で検査した時は、ほぼ同じ濃度・運動率で「基準値あったから大丈夫ですよ^^」でした。(その1年後、泌尿器科の検査で、男性不妊が発覚する)

男性不妊の本に、「濃度が悪くなくても運動率がやや低めの場合(総運動精子数は正常なのに)、なかなか妊娠できないことがよくあるので注意(精子の質が悪い可能性あり)」とありましたが、まさにこういうことか!と思いました。

専門の病院は、すごいですね。評判通りですね。この病院でブライダルチェックしていたら、もっと早く適切な治療ができていたかも…と思ってしまった(婦人科では、20代だったせいか、相手にもされなかった。怒)。

 

ただ、ひとつ情報をお伝えします。

泌尿器科の担当医に、セントマザーに転院したいと伝えたところ、難色を示されました(爆)「下関済生会ではないのですか?あそこなら、男性不妊を理解してくれるんですけどね。」と言われました。

山口大学医学部附属病院の白石先生の言葉です。何気に白石先生って、西日本の男性不妊専門医で超有名な先生です。県内外から多くの患者さんが来られるそうです。

でも、これは「考え方の違い」だと思います。

セントマザーの院長は、「妊娠することが第一。男性不妊なら、技術で補う」という考えでは?と思います。
FF-AIHっていう、精子運動率が悪い時に刺激を与える人工授精もやっているみたいですよ。すごい技術ですね!

一方、白石先生は泌尿器科医です。「男性不妊を考慮した上で、妊娠すること」を目的とした先生では?と思います。
白石先生には、「精液状態がいいほうが受精率も上がるから、お薬は続けましょうね^^」と言われています。確かに、薬を飲み始めてから、運動率は少し改善しました。有り難いです!

病院によっても、医師によっても、考え方は違うようですね。。

★その後、男性不妊でも、体外受精で受精できました!体外受精・顕微授精の結果は、こちらのブログで。⇒体外受精1回目の総まとめ。

LUF?卵巣が腫れて、プラノバール治療。

院長「あなた、卵巣が腫れてるよ!E2値231は異常だから、まずは薬を飲んでホルモン値を整えること。また生理が来たら、3日以内に来てください。」

生理3日以内のE2は、50未満が正常値の目安だそうです。231は高すぎるので、プラノバールという薬を飲み、ホルモン治療をすることになりました。

原因は、前周期の排卵誘発剤による、残存卵胞の影響だと思います。体外受精に進もうにも、この状態でよい卵子は作れそうにないため、ホルモン治療の後に持ち越しになりました。

こんなこともあるようです(T_T)(知識不足のため、この状態がどのくらい悪いかは分からないです…。)

[aside type=”normal”] プラノバール(中用量ピル)
効果:卵巣機能不全。ホルモンバランスを整える。副作用:胃痛、嘔吐など。血栓症に注意。[/aside]

薬は、保険適用で640円でした。それにしても…副作用の胃痛がひどかったぁ!1~2日飲み続けると慣れて、症状が軽くなることもあるそうですが…明日は重要な予定が入っている。このままじゃヤバい!!

という訳で、近医で胃薬を処方してもらいました。「担当医にご確認の上、服薬ください」と言われ、メールでセントマザーに問い合わせたところ、翌日に親身なご回答をいただきました。有り難いです!

胃痛は、胃薬でマシになりました。しばらく胃薬を飲んでいました。

 

基礎体温はこんな感じ。

プラノバール

プラノバールは、黄体・卵胞ホルモン配合剤なので、基礎体温が高くなります。生理4日目から21日間服薬し、飲み終えて4日目に生理が来ました。そして、月経1日目に病院に行きました。

卵巣年齢が高い。今周期は、アンタゴニスト法に決定。

2016.6.24(金) 生理周期1日目

山口先生「AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査結果ですが、3.59ng/mlでした。あなたの年齢(30歳)だと、5.23が基準値です。30代半ばの卵巣年齢ですね。」

「やっぱりそうか。」と思いました。旦那は超ショックを受けていましたが。

 

先にお断りを入れます。私はブログを書く上で、「曖昧な情報・発言は避ける」ようにしています。でも…ここから先は、1つの情報源から勝手に解釈して書いているので、合っているのか謎です。ただの患者のつぶやきです。ごめんなさい!

私は大川産婦人科・高砂のHPを1つの参考にしているのですが、そこに「LUFが起きるのは、卵巣の機能が低下して、排卵障害をおこしているから。卵巣のなかにある原始卵胞の数が少ないために排卵がきちんとおこらないのです。」って書いてあったんです。

だから、人工授精でLUFが頻発した時点で、…卵巣機能が低いのか?と漠然と思っていました(癒着とか、あるのかもしれないけど)。

そんな矢先、初診で院長先生がエコー中、「患者は何歳?…はぁ!?30歳!?こりゃ出んかもしれんぞ!!」って言ってたんですよね。…そんなに年齢相応じゃないのか?と(卵巣の腫れのせいも、あるかもしれないけど)。

で、今回「30歳半ばの卵巣年齢」と来ましたよ。妙に納得しました。

これまでの病院では、「まぁ若いから」と言われ続けて来ました。本当、この病院でブライダルチェックをしていたら…(涙)(AMHを検査できる病院はなかった)

でも、分かってよかったです。AMHが低いなら、短期集中で適切な治療をすればいいんですよ。せっかく転院したし、病院を信じて頑張ろうと思いました。

 

山口先生「ホルモン値は…FSH:2.6、LH:1.2、E2:<5。低いのは、ピルの影響ですね。卵胞数は右が、1,2…5。うーん。頑張ってお薬飲んで育ててみましょう!」

ホルモン治療のお陰で、E2は下がりました(FSHは10未満、LHは5.0未満、E2は50未満が正常らしい)。ただ、AMHは低い。卵胞数は…?とりあえず、診察の結果、「アンタゴニスト法」をすることになりました。医師との問診時間がなかったため、詳細については分かりません。

 

それにしても、山口先生は神でした。すごく丁寧に診察してくださいました。こんな先生もいらっしゃるんだなと、感動しました。

この日は、初診同様6時間くらいかかりました(血液検査、超音波検査、体外受精の流れ説明、自己注射説明)。待ち疲れましたね。でも、昼ご飯のタイミングを教えてもらえたので、助かりました。

次のブログは、「アンタゴニスト法の流れ、排卵誘発(自己注射)、採卵」をまとめる予定です。治療費用もこちらに書きます!

 

~お得情報~

院長「治療をしていて、気づいたことがあります。患者さんの中にも、「不妊治療期間が短い方と長い方がいらっしゃる」ことです。この差は、「情報」と「夫のサポート」の有無だと感じています。不妊症セミナーを開きますので、ぜひご参加ください。諦めるのは早い!世の中、いろんな治療法があるのですから!」

詳しくは、病院HPをご覧ください。定期的にセミナーを開いているようです!

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