雑談4|身近な物で、ホルモン異常が起こるかも!?

体外受精の卵巣刺激法で用いる「アゴニスト」と「アンタゴニスト」。
アゴニストは「ショート法、ロング法」で使うお薬で、アンタゴニストは「アンタゴニスト法」で用いるお薬です。

簡単に言うと、こんな感じ。

  • アゴニスト ホルモンの作用を強める 
  • アンタゴニスト ホルモンの作用を弱める

ショート法やロング法では、スプレキュアなどのアゴニストの使い方を変えて、ホルモン作用を調整しています。
アンタゴニスト法は、アンタゴニストを使って、LHサージを起こすホルモンを抑えます。

本を読んで知ったのですが、身近な物が、この「アゴニスト」や「アンタゴニスト」の作用(環境ホルモン作用)を引き起こすらしい!

DTT、ダイオキシン、PCB、有機スズ化合物のような毒物、ビスフェノールAのようなプラスチック剤、ノニフェノールのような洗剤の材料、パラペンなどのような防腐剤も含まれ、また多くの農薬には環境ホルモン作用がある。

環境ホルモンの影響で、貝や魚、カエルなどの動物が「メス化する」といった現象が引き起こされる。

 

パラペンって、化粧品に普通に入っているんだけど。。

でも、安全と考えられる量だから化粧品に使われている訳だし、防腐剤を無くして雑菌が繁殖した方が体に有害だと思うので(カビの中には、発がん性物質を作る奴もいる)、そこまで深刻にならなくていいかなと思いました。

農薬も、むしろ使わないと毒性のある雑草が紛れ込む可能性もあるので、調理前によく洗えばいいんじゃないかなと思っています。(よく洗うことは重要です!!)

 

ただ、妊娠後に、直に影響が出そうなことがあります。

 

1.スプレキュアの話

私は「スプレキュア点鼻薬(アゴニスト)」が、使い切らずに余ってて。最終的に、薬局に引き取ってもらいました。
というのも、流しに流すのも環境破壊と思ったし、もし誤って吸ってしまったら…大変なことになると思ったから!!

  • 旦那が吸ったら、男性ホルモンの分泌や働きが抑えられます。
  • 妊婦が吸ったら、流産する可能性があります。
  • 授乳中に吸ったら、母乳を通じて赤ちゃんに移行します(動物実験)。

危なすぎる…。薬は、処理に困ったら薬局へ!

 

2.赤ちゃんに影響する話

食の安心安全委員会(政府の組織)によると、プラスチック製の哺乳瓶の中には、ビスフェノールAが使われている製品も、一部販売されているそうです。

つまり、哺乳瓶によっては、赤ちゃんに「不妊治療で使うような薬入りミルク」を飲ませるかもしれないということです。

ポリカーボネート製やエポキシ樹脂などのほ乳びんは避けて「ガラス製など」を候補に入れたり、「過度の加熱を避けて、古くなったものは取り替えるように」と、注意喚起がされています。

大人なら問題ない量でも、赤ちゃんが摂取すると、性周期異常などの影響がでる可能性が否定できないからです。
ちなみに、妊婦さんが摂取してもすぐに排出されるので、胎児への影響は無視できるだろうと言われています(欧州食品安全機関)。

今後、購入するときは要注意です!!

 

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