私は、顕微授精を経て妊娠しました。そして、子どもは男の子だと分かりました。
とっさに頭に浮かんだこと。
「男性不妊は、子どもに遺伝するのだろうか!?」
そこで、気持ちや調べた情報をまとめてみました。
目次
アラサー不妊治療ブログ 凍結胚の性別は、男の子
治療中は「遺伝するかなんて分からない!」。妊娠後は「子どもに遺伝したら…」。エゴですね。
2017年1月 妊娠5ヶ月
妊娠5ヶ月で、医師から「男の子だね。」と言われました。
健康ブログでも書かせてもらったネタです。そこでは感情を抑えてブログを書いたんですけど、性別が分かった日、私はこんな感情に苦しんでいました。
性別、男の子だった。
旦那は不妊気味だったけど(中~軽度)、子どもに遺伝したらどうしよう。
私は背が低いし、旦那も平均身長だし、子どもも背が低かったらどうしよう。
2人目ができるかも分からないし、一人っ子長男になったらどうしよう。
私なら、背が低くて男性不妊かもしれない一人っ子なんて、お嫁に行きたくない!!
マジでひどいですが、これが本音でした。読んで不快に思った方、申し訳ございません。
治療中は「顕微授精のリスクは未知数で、何とも言えないじゃん。それでも子どもができるなら!!」という気持ちでした。
でも、いざ男の子と聞くと、「もし、子どもも男性不妊だったら…」という気持ちでいっぱいになりました。
本当、エゴだと思いました。
じゃあ、「実際に遺伝するものなのか?」と思い、いろいろ調べてみました。
不妊は遺伝するものもあるし、しないものもある。今の技術では白黒つけにくい。
男性不妊にも、いろいろ種類がありますね。
遺伝によるものや、ストレスや喫煙などの影響、勃起障害、精巣の損傷など、様々なものが存在します。
きっと、ストレスなどが問題なら、遺伝はしないでしょうね。問題なのは、遺伝によるものなのかどうか!
うちの旦那の精液状態は「量1.2~2.3ml、運動率20~50%、濃度1500~3000万/ml」。「軽度~中程度の男性不妊」だと思います。体外受精でも、80%近く受精したようなので、顕微授精が必須という訳でもなさそうです。(人工授精では、濃縮しても状態は安定しなかったけど…。)
男性不妊の原因は、分かりません。精索静脈瘤もありませんでした。原因不明です。
- タバコは吸わない。
- 栄養もとっている。
- お酒も控えめ。
- 睡眠もとっている。
- 運動は嫌い。←これはダメ!!
よく分からないです(ノД`)・゜・。
2011年度出版の男性不妊の本には、「射精精子を用いての体外受精では、奇形の可能性は低く、発育にはほぼ問題ない(通常の妊娠と比較して差がない)」とありました。ただし、「射精精子以外の場合は?」「男児の場合は?」となると、まだデータ不足の面もあるようです。
ある染色体異常(Y染色体上のAZF遺伝子C領域のみの微小欠損)による男性不妊は100%遺伝するようですが、ここに異常があれば、血液検査(LH値など)で引っかかっているはずです。うちは高度な男性不妊じゃないので、当てはまりそうにないですね。
その他、ニュースで「男性不妊は遺伝するという研究結果がでた」とも聞きますが、研究段階だと何とも言えない気がする(可能性はあるけど、断定しきれるかは…)。その後、書籍にまとめられるくらい確立された情報になれば、信ぴょう性は高いかなと思うけど。
何とも言えない以上、もし子どもが女の子だったとしても「私の不妊が遺伝したら…」って思っていたかもしれないです(爆)(男の子よりは、遺伝する可能性は低いけど。女性はXX染色体だから)
不安なことも多いけど、親が不妊じゃなくても不妊になったり、長く不妊でも自然妊娠したり、何が起こるか分からない世界だから。
気を取り直していきたいと思います!!
<参考>
・男性不妊症 石川智基 幻冬舎書籍
<画像出典>
・恵比寿つじクリニック
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