体外受精の卵巣刺激法で用いる「アゴニスト」と「アンタゴニスト」。
アゴニストは「ショート法、ロング法」で使うお薬で、アンタゴニストは「アンタゴニスト法」で用いるお薬です。
簡単に言うと、こんな感じ。
- アゴニスト ホルモンの作用を強める
- アンタゴニスト ホルモンの作用を弱める
ショート法やロング法では、スプレキュアなどのアゴニストの使い方を変えて、ホルモン作用を調整しています。
アンタゴニスト法は、アンタゴニストを使って、LHサージを起こすホルモンを抑えます。
本を読んで知ったのですが、身近な物が、この「アゴニスト」や「アンタゴニスト」の作用(環境ホルモン作用)を引き起こすらしい!
DTT、ダイオキシン、PCB、有機スズ化合物のような毒物、ビスフェノールAのようなプラスチック剤、ノニフェノールのような洗剤の材料、パラペンなどのような防腐剤も含まれ、また多くの農薬には環境ホルモン作用がある。
環境ホルモンの影響で、貝や魚、カエルなどの動物が「メス化する」といった現象が引き起こされる。
パラペンって、化粧品に普通に入っているんだけど。。
でも、安全と考えられる量だから化粧品に使われている訳だし、防腐剤を無くして雑菌が繁殖した方が体に有害だと思うので(カビの中には、発がん性物質を作る奴もいる)、そこまで深刻にならなくていいかなと思いました。
農薬も、むしろ使わないと毒性のある雑草が紛れ込む可能性もあるので、調理前によく洗えばいいんじゃないかなと思っています。(よく洗うことは重要です!!)
ただ、妊娠後に、直に影響が出そうなことがあります。
1.スプレキュアの話
私は「スプレキュア点鼻薬(アゴニスト)」が、使い切らずに余ってて。最終的に、薬局に引き取ってもらいました。
というのも、流しに流すのも環境破壊と思ったし、もし誤って吸ってしまったら…大変なことになると思ったから!!
- 旦那が吸ったら、男性ホルモンの分泌や働きが抑えられます。
- 妊婦が吸ったら、流産する可能性があります。
- 授乳中に吸ったら、母乳を通じて赤ちゃんに移行します(動物実験)。
危なすぎる…。薬は、処理に困ったら薬局へ!
2.赤ちゃんに影響する話
食の安心安全委員会(政府の組織)によると、プラスチック製の哺乳瓶の中には、ビスフェノールAが使われている製品も、一部販売されているそうです。
つまり、哺乳瓶によっては、赤ちゃんに「不妊治療で使うような薬入りミルク」を飲ませるかもしれないということです。
ポリカーボネート製やエポキシ樹脂などのほ乳びんは避けて「ガラス製など」を候補に入れたり、「過度の加熱を避けて、古くなったものは取り替えるように」と、注意喚起がされています。
大人なら問題ない量でも、赤ちゃんが摂取すると、性周期異常などの影響がでる可能性が否定できないからです。
ちなみに、妊婦さんが摂取してもすぐに排出されるので、胎児への影響は無視できるだろうと言われています(欧州食品安全機関)。
今後、購入するときは要注意です!!
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