皮膚科の本で勉強した、40代基礎化粧品の重要点まとめ。

おすすめ基礎化粧品が知りたい。でも、変なものを買って失敗したくない!

そう思った私は、皮膚科医、美容外科、美容員、化粧品技術者たちの本・意見を聞いて、勉強しまくりました。そして、せっかく勉強したので、情報をブログにまとめてみました。

最低限の知識があれば、変なものをぼったくられないと思うので、、よかったら見ていってくださいね。

なぜ、しわ・たるみ・しみができるのでしょうか?

年齢とともに増えるしわやたるみ。でも、これらの原因は、年齢だけじゃなかったんです!

皮膚の老化は9割が紫外線の影響だと言われています。紫外線が、皮膚のコラーゲンやヒアルロン酸を傷つけるから、深いしわができるんです。そのせいで、赤道直下に住む民族の方は、20代でもおばあちゃんみたいにシワが多いとか…。

じゃあ、細かいしわは?乾燥が原因です!しかも、乾燥するとメラニンの生産も増えてシミができやすくなるし、たるみの原因にもなります。ということは、UVケアと保湿で、しわ・たるみ・しみを防ぐことができそうですね。

でも、できちゃったシワやシミには?美白・アンチエイジング化粧品は、メラニンの生成を防いだり、コラーゲンを増やすことで、シワシミを改善しようというものです。これらを上手く選ぶことが重要です。

ただ、それ以外にも、肌にダメージを与えるものがあります。シミやニキビなどの皮膚トラブルは、腸のトラブルから来るとも言われています。よく、便秘になると、肌が荒れるといいますよね。便秘になると、老廃物が体中を回るので、肌にも悪影響があるんです。ということは、食事でもアンチエイジング対策が必要ですね!

アンチエイジングケアの重要点3つ

1.紫外線対策には、日焼け止めとパウダーファンデーション。

突然ですが、今使っている日焼け止めは、いつ買われましたか?

えっと…半年前かな?という方。日焼け止めの量が足りていないかも!

日焼け止めは、500円玉くらいの量を数時間ごとに塗り直さないと、効果が低いと言われています。

紫外線には、UVAとUVBという種類があります。UVAは、窓ガラス越しでも肌に到達して、コラーゲンを作る細胞にダメージを与えたり、メラニン色素を増やしてシミを濃くしてしまいます。UVBは遺伝子を傷つけます。

日焼け止めには、SPFや++という表記があります。この、PAがUVAを防ぐ力、SPFがUVBを防ぐ力を表します。日常生活では、SPF10~20、PA++くらいで大丈夫です。(UVAが特に危ないので、++の数が大きいものを選ぶのがポイントです)そして、ノンケミカルを選ぶと、比較的肌に負担になりにくいです。紫外線を吸収するのではなく、散乱させるためです。

一番重要なのは、家の中でも、500円玉くらいの日焼け止めを塗り直すこと。回数は、季節や天候に応じて、です。。なお、ビタミンDの生成は、1日15分程度、腕や手に日を浴びれば大丈夫です。

家の外では、日焼け止め+パウダーファンデーションがおすすめです。実は、日焼け止めも少し肌に負担という話もあるので…外出時はパウダーファンデをすると、紫外線対策になるそうです。リキットは、パウダーよりも、効果が下がると言われています(密度が低いから)。

ちなみに、夜用クリームを塗って外に出ると、日焼けしやすくなります。

2.おすすめ美白化粧品は、ビタミンC誘導体化粧水。しわには、レチノール美容液。

アンチエイジング成分にも種類がありますが、全般的に効くのは「ビタミンC誘導体」です。美白成分である上、抗酸化作用も持つため、老化防止やニキビ跡改善にも効果が期待ができます。私も使っています!

大切なのは、毎日使うこと。毎日使えば、予防になります。ただし、ビタミンCは刺激がある上、乾燥肌の私には不向き(皮脂を抑える)なので、私は夜だけ使っています。化粧水だと、3千~5千程度が相場だそうです。医薬部外品のものを選ぶと、ある程度有効性が確かめられた成分が入っているようです!

そして、しわに効果的なのは「レチノール」です。美容皮膚科の女医さんだけじゃなく、いかにも教授って感じの男性皮膚科医の医学本にも載っていたので、本当に効果的なのだと思います。ただし、わりと刺激が強いようなので、様子を見ながら使うのが◎です(赤く腫れたりするみたい)。そして、レチノールは、皮膚の薄い目元には効果的ですが、それ以外には皮膚が厚くて効きにくいかも…。

アンチエイジング化粧品は全般的に、効果が期待できる分、副作用の刺激も強いようです。

★アンチエイジングには「ピーリングがいい」とも言いますが、本を読む限り、賛成・反対意見がキレイに分かれていました。そのため、今回は除きました。

3.食べ物で美肌作り。ダイエットにも効果的?

最近、耳にするようになった「腸内フローラ」。腸には善玉菌と悪玉菌がいて、そのバランスが崩れると、皮膚トラブルが起こる…と言われています。腸内細菌は、大豆イソブラボンから、肌のコラーゲンを増やす物質を作るとも言われています!そして、腸内細菌のバランスは、痩せている人と太っている人で違うそうです。

でも、腸内細菌のバランスを整えるって、どうすればいいの?ヨーグルトを食べるとか?

それも一つの手です。ただ、それ以上に重要なのが、食物繊維をとること!

食物繊維は、ビフィズス菌など、善玉菌のエサになります。善玉菌は腸内を酸性にして、悪玉菌が増えるのを防ぐので、腸内バランスが整います。ヨーグルトを食べても、エサがないと善玉菌も生きていけないので…野菜を食べるのがポイントです。あと、食物繊維には、コレステロールを下げる効果や、便秘解消効果もあります。

特に、キャベツ、しょうが、大豆、にんじんなどが、アンチエイジングに良いと言われています(米国国立がん研究所)。これらの野菜には、抗酸化物質が含まれているので、美肌に効果的です!

ちなみに、コラーゲンサプリメントは、体内で分解されるため、肌のコラーゲンが増えるとは限りません。肌に塗っても、分子が大きいので吸収されません。過剰に摂ると、体内で糖や脂肪に変わることもあるので…注意です。

スキンケアは、内面と外面の両方から!

  1. 500円大の日焼け止めを塗り直して、紫外線を予防
  2. ビタミンC誘導体とレチノール化粧品で、しわ・しみを予防
  3. 食物繊維で、体の中からもアンチエイジング

美肌を保つには、化粧品と食べ物の両方からが有効ですね。

あと、おすすめメイクもあります!

実年齢より年上に見られるかも…と思う方。横顔が影響しているかもしれません。40代は、横顔で3歳以上も年上に見られることがあるそうです。普段見ないから分からないですよね…。対策としては、目袋の下の溝部分に、下から上に明るいラインをいれるとよいそうです。シワが目立ちにくくなるとか。気になる方は、ぜひお試しください!

 

<参考>
・皮膚の医学 肌荒れからアトピー性皮膚炎まで (中公新書)
・おもしろサイエンス 美肌の科学(日刊工業新聞社)
・スキンケア美容医学事典(池田書店)
・アンチエイジングバトル最終決戦(毎日新聞出版)
・人の寿命は「肌」でわかる「腸」で決まる(ワニブックス) etc…

2 Comments

40代からのアンチエイジング!おすすめの方法から化粧水とその効果まで解説

初めてコメントします~(*´ڡ`●)
そろそろアンチエイジング始めなければ…!と思っていましたのでまとめ記事とってもありがたいです*
アンチエイジングの重要ポイント3つ、とても勉強になりました!
紫外線対策・美白化粧品を毎日使う・食物繊維を取り入れる、全てメモしました(笑)
サラッとしか読めませんでしたが、時間のある時によりじっくり読ませて頂き、
がんばって日々の生活に取り入れようと思います!
そして少しでも若々しい肌でいられるようがんばりたいと思います*
参考になる記事をありがとうございました!これからもがんばってくださいっ(*´ω`*)

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まっちゃ まっちゃ

コメントありがとうございます!化粧品がどれも高すぎて「結局、何が重要なの!?」と思い、調べまくった内容をまとめてみました。嬉しいです(´艸`*)化粧品代は安くなって、肌の調子は良くなったので、おススメ内容です☆これからも頑張りますね(`・ω・´)ゞ

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